高島屋No.1オリジナルおせち料理「錦」と「福彩」の食べ比べ

高島屋のお節といえば、通販で毎年連続No.1という人気不動の「錦」が有名です。（2022年から三段重へ名称が変更になりました）たくさんありすぎて迷ってしまって、1位というなら絶対に美味しいに違いない！と思い、頼んでみました。

「錦」について

急速冷凍をするために、濃い味付けをせず、保存料を使用せずにできたての味を楽しむことができます。

「錦」のサイズや仕様

こちらは、冷凍で30日に届いたのですが、まる1日寒い部屋に置いておきました。

「錦」は木箱とあって、とても高級感があって見た目が美しいです。開けた時、その美しさにうっとりしました。

お味のほうですが、1つ1つ、本当に、丁寧な、上品な薄味、でもしっかりと素材の旨味がいかされております。こってりさ、しつこさがなく、とてもバランスが良いと思いました。

デザートの「チーズケーキ」は、美味しすぎて今までにない微笑みがでます。2、3日ずっとこれ食べたいと思ってました。

「くるみ」なんかは、噛んでも噛んでも、ジューシーで食べ飽きない！のです。「くるみ」は、美味しくてついつい何度も手がでました。

「イカ」もイカという想像だけで食べるとビックリします、あまりの柔らかさに。イカってこんなに美味しいんだ・・と本当に何もかもが料理人のこだわりや腕の高さが詰まっています。

今年2020年のカタログと見比べたのですが、真ん中のケーキは、見た目が違いますね、今年のは上にパラパラっと茶色なものが飾られていました。私の時は、クリームチーズケーキだったような気がしたのですが、今年のカタログには、フルーツケーキとありました。

消費税が10％に増税されたのに今年も税込で同じお値段ということは、どこかで、何かしら、素材やら作る工程で何か違いがあるのか、その辺がとても気になるところです。

「福彩」について

昔ながらの縁起物や煮物、ロブスター、ローストビーフなんかがメインで和風なメニューが豊富に入っています。

「福彩」のサイズや仕様

「福彩」は冷蔵で届くので、解凍の手間がいらず、すぐに食べられます。重箱が紙なので、全体にどっしりとした色合いになってます。

4段ともあって、品数が豊富です。

こちらの「福彩」は、味付けが「錦よ」りは若干甘めで濃いかな？と思いました。

やはり冷蔵で配送されるので、保存が効くことを考えると薄味にはできないのかもしれません。

この品数です。しっかりとしたそれぞれの主張と調和で、甘いものを食べた後にさっぱりしたもの、次は塩辛いもの、などあれこれ楽しめます。

それぞれ小さなスペースに収まっているのですが、塩辛なんかも美味しくて、何度も手が出ました。

こちらは和のメニューが豊富でお肉よりお魚が多いので、子供よりは大人が楽しめるのではないでしょうか。

そして4段のおせちともなると、冷蔵庫の中のスペースをかなりキープしておく必要があります。

「福彩」は、4人前とあって食べても食べても減らないです。1度に全部食べようと思ったら、もうお腹がいっぱいで食べきれません。3日間でどうにか食べきりました。

味も錦よりは濃いめなので、お酒のつまみにもなります。

伝統的な日本の和のお節料理、といったところでしょうか。

まとめ：「錦」「福彩」のどちらが美味しかったか

全体のバランスや味付けで選ぶなら、「錦」です。

どれも飽きずに食べられますし、2〜3人前の量もちょうどいいです。

何より、冷凍の方が、解凍後しっとりしていて美味しいのでは？と思いました。

冷蔵の方がすぐに食べられるのですが、冷凍の方が新鮮さが違う、味付けが薄くて上品、パサつきがない！と思います。

お肉やお魚の酸化が感じられません。味が細部にまで染み込みわたった美味しさが、そのまま、食べられます。

そして、おせちを三が日まで飽きずに味わいたい、親戚も集まってとにかくボリューム重視で選ぶなら、「福彩」も素晴らしいと思います。

色々な料理をあれこれ楽しめますし、解凍する必要がないので、届いたらすぐに食べられます。

他にも気になるお節はたくさんあるのですが、迷って決められないんですよね、美味しそうなものはお値段も高いですし。

今後も高島屋のお節料理には期待しています。