私は生まれつきアトピーで肌が薄く、刺激に弱い超敏感肌です。そのため、洗顔にはこれまで石鹸は乾燥する気がして避けていたのですが、そんなことはありません。むしろ石鹸洗顔の方が肌荒れしません!そんな石鹸洗顔について紹介します。
敏感肌に石鹸洗顔がなぜいいのか
そもそも洗顔とは「肌の汚れを落とすのみ」これだけで十分なのに、保湿系の洗顔では、洗い上がりがしっとりする分、保湿成分が肌に残ってしまったりと、これが肌トラブルの元と考えます。
石鹸洗顔の目的
- 汚れを落とすことが目的で潤いは与える必要はない
- 肌に保湿などの油分が残らない
- 化粧水が入りやすい
- 肌が呼吸できる
- 油性肌、混合肌、乾燥肌、敏感肌の肌タイプを選ばない
肌は、常に清潔に無垢の状態である方が健康的です。
石鹸というのは、汚れ落とすことだけが目的なので、肌に保湿成分が残ったりしませんし、脂質を奪ったりもしません。
そのため、洗い上がりはサッパリ!します。それが、肌の汚れが取れた、何もついていない状態で、肌にはとてもいいことなのです。石鹸は乾燥するのではなく、それが肌の素の状態、次のスキンケアがより発揮できる状態です。
洗顔フォーム(しっとりタイプ)などの場合、洗い上がりがしっとりしますし、何か油膜感、またはぬるつきが残っている感じがしたりします。
これは、保湿成分が肌に残ってしまっているので、次に使うスキンケアが肌に浸透しにくいのです。
また、肌荒れのほとんどは、この洗顔を石鹸にすることで治ったりします。私がそうでした。
若い頃から、メイク落とし&洗顔フォームのダブル洗顔でした。でもこのメイク落としで、何度も肌を擦り、肌の油分も落ちて乾燥が進みますし、次第に肌荒れします。
メイクも石鹸で落とせるものにしてしまおう!と決めました。
日焼け止めやメイクも石鹸で落とせるものにしてから、洗顔は石鹸のみ!で済むようになり、肌への負担は減りました。
まあ、単に私が面倒くさがりというのもあります。あれこれ肌につけると何か合わない時に、何が合わないのか分からなくて全部使えなくなるからです。
敏感肌向けの低刺激な石鹸の選び方
石鹸選びではちゃんと成分を見た方がよく、なるべく下記材料が無添加のものを選びましょう。
- 香料
- 着色料
- 酸化防止剤
- 合成界面活性剤
おすすめの低刺激の石鹸を紹介します
シャボン玉石鹸 無添加
このシャボン玉石鹸は、石ケン素地100%で無添加では有名です。赤ちゃんにももちろん、肌の弱い方には低刺激です。
成分を悩まずに買うなら、こちらはおすすめです。
スーパーにも、ドラッグストアにも、だいたい置いてあるので手に入れやすいです。
カウブランド 無添加石鹸
釜焚き製法の石けん素地100%の無添加石鹸です。
泡立ちもよく、やさしい洗い上がりです。国産というのも安心ですね。
こちらは、赤と青パッケージでお馴染みの牛乳石鹸で有名なブランドです。
松山油脂M-mark ラベンダーせっけん
昔ながらの釜焚き製法で百時間かけてつくられた石鹸です。このシリーズには、ラベンダーの他、ローズマリー、薄荷(ハッカ)などの香りを楽しめる商品があります。
M-markシリーズの石鹸では、ラベンダーせっけんがダントツで私のお気に入りです。
ラベンダーの香りが高品質と言ったらいいのか、パッケージを開けた瞬間から香り高く癒されます。
石鹸が小さくなってきても香りは消えませんし、ラベンダーが好きでこれまで色々試したものの中では、リピート率が高い石鹸です。
太陽油脂 パックスナチュロン クリームソープ
4種類のエッセンシャルオイル配合で香りを楽しめる石鹸です。
クリーミーな泡立ちで、しっとりします。
パックスナチュロンは、天然の植物油を主原料としてつくられおり、石油由来の合成界面活性剤や防腐剤、合成香料、合成着色料無添加です。
こちらは、あまり見かけない商品だなと思いますが、LOFTで購入しました。香りもいいですし、肌にも問題なく使えました。
形がビーンズ型で、丸みがあって可愛らしいです。
ペリカン石鹸 釜焚き純植物無添加石けん
天然パームの純植物性石けん素地を原料としている、釜焚き製法による国産石鹸です。
酸化防止剤を使用していないので、酸素と触れないように窒素封入製法による包装とあります。
こちらは泡立ちも良くモコモコになります。そして洗い上がりがさっぱりしっとり!です。
- 石ケン素地
- 水
泡だてネットを使おう
石鹸は手で泡立てると、泡立ちが弱い、泡のキメが荒い、など悩みが出てくると思います。
そんな時は、泡だてネットを使えば、簡単です。一瞬でいい仕事をしてくれます。
どんな石鹸でも、モコモコな泡を作ってくれるので、100円ショップで何個か買いだめしておくと、よいと思います。
肌を洗う時は、泡で洗う。これにつきます。肌をこすらずに傷つけずにすみます。
朝晩、洗顔を石鹸に変えてみよう
普段メイクをきちんとされているなら、石鹸だけだと落ちないですよね。
なので、まずはメイク落とし以外は、洗顔を石鹸洗顔にしてみるのがおすすめです。
- 夜のメイク落としの後、石鹸洗顔
- 朝も石鹸洗顔
これだけでも、だいぶ肌の感じは変わると思います。洗顔フォームに慣れている方は、最初は石鹸の洗い上がりがさっぱりとしているので、不安になるかもしれないのですが、慣れます。
赤ちゃんの肌がそうなように、本来は何もつけていない方が、肌はキレイで頑張ってくれますし、与えすぎがよくないのです。
でも40代、石鹸は乾燥するという方は、メイクを軽くしてみましょう!
石鹸でささっと短時間で落とす方が、よっぽど肌は乾燥しません。
私は石鹸洗顔にしてから、肌荒れをほとんどしなくなりました。
他にもスキンケアをシンプルにし、メイクもシンプルにしたのもあるかもしれませんが。
肌本来の力を発揮させるために、また肌がきちんと呼吸できるように整えてくれる、次のスキンケアと洗顔の成分が混じることもない、そういう安心感が石鹸にはあります。